スティック状の袋が簡単に開けられる仕組みって?∴エキサイトニュース
スティック状のパッケージ名で切り口が無いのに開けやすいパッケージがありますが、これはFCカットというそうです。
「基本的にはマジックカットと同じ原理で、指定した折り目の開封部分に、数多くの非常に細かい切れ目が入っています。切れ目の大きさは、ミリ単位どころじゃない、ルーペでないと確認できないほどの小ささです。そのため肉眼では確認できないかと思います。この切れ目が、数ミリ×数ミリの範囲に、数百個、数千個と入っているんです」
さらに最後まで簡単に切れるよう、背張り(裏側の接着部分)にも工夫が施されている。
「背張りのシール部分にも、数ミリ×数ミリの範囲で、数百数千という細かな切れ目のかたまりを施しています。これによって、背張りの部分もスムーズに切れるんですね。また開ける方向も、必ず背張りの向きと順方向にして開けやすくしています」
ほー。仕組みは単純ですが、それを実現する技術はハイテクですな。素晴らしい。