PCがスリープ中でもIMに応える・ダウンロードを続ける「寝言」NIC∴Engadget 日本版
具体的にはPCがスリープ (S3など完全にCPUが止まっているとき)でもネットワーク側からは「起きて」いるように見せかけるため、また本当にスリープから復帰したときにはそのまま睡眠中のアクティビティを引き継げるように、ネットワークインターフェース側の低消費電力組み込みプロセッサがコネクションをそのまま乗っ取ります。現在のプロトタイプ実装では組み込みLinuxとSDカードを載せたGumstix基板 USBネットワークインターフェースのかたちを取っており、たとえばBitTorrentダウンロードならSomniloquy側のフラッシュメモリにファイルを保存、もし容量が足りなくなったらPCを起こす、メインのストレージにダンプする、また寝かしつけるという動作をします。
BTだけならそれをやってくれるルータがありますけど、ほかにもいろいろ出来そうなのでこういうのが標準になるといいですな。まだまだ先の話だろうけど、消費電力削減を突き詰めていくと必要時以外はほとんどスリープモードって感じになっていくんだろうなあ…